いくつかの領域でのニュース・コメントと身辺雑感メモです。ゼミのブログは別にあります( bb.kyoto-seika.ac.jp )。MagpieNews( newsmag.blogspot.com )なかなか復活させる時間とれません(・_・、) おもにTwitterで発信してます。
2010年2月27日
【Libros】 類はアマゾンでも友をよぶ
2010年2月24日
【Media】 DAYS JAPAN 市民のちからで存続を!
【Felis】 cinco nhanco
【Movies】 だれか教えて〜(+_+)
2010年2月23日
【Libros】 穀物をめぐる大きな矛盾
肉食と穀物分配の歪んだ現実に加えて、バイオ燃料増産がもらたす農業への深刻な影響(それは健康への影響ともなって私たちにふりかかってくる)の Big Picture がよく分かる。
筑波書房(ブックレット「暮らしのなかの食と農」43)750円
★直販は↓こちらから
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-8119-0360-6.html
目次:
1.穀物価格高騰の背景
マネー投機のインパクト
サブプライム・ローンと食料市場
主食以外に使われる穀物
飼料として消費される穀物
輸送用燃料の原料とされる穀物
トウモロコシ輸出大国である米国の変節
輸入バイオ燃料の時代へ
脅かされる食料生産基盤
2.食肉とバイオ燃料が環境と健康に与える影響
飼料生産の環境影響
大規模・集中化が進む家畜産業
不健康な家畜と不健康な現代人
バイオ燃料のためのトウモロコシ生産拡大がもたらしたもの
農地を広げてバイオ燃料をつくれば、温室効果ガスの排出が増える
バイオ燃料では解決できない
3.なぜ飢餓がなくならないのか
下がらない食料価格
なぜ貧しい国々食糧が行き渡らないのか
債務問題がもたらした商品作物生産の拡大
最貧国が主要食品を自給できなくなった訳
米国とEUではなぜ農業に巨額の補助金が出るのか
4.日本の食糧事情と、その背景
最貧国から食糧を奪う日本
先進国が支配する食料貿易
米国の対日食料戦略
農業基本法と農産物貿易自由化
私たちの食生活に見る対米依存
日本の食肉・油脂消費のフットプリント
5.私たちの食生活を見直す
近代農業のグローバル化
中食・外食および加工食品の問題
現代のフードシステムの裏側で
私たちの分け前
完全自給食メニューから分かること
真に豊かで健康な食生活とは
地域の農業を支える
今の経済システムや価値観を離れる必要
★便乗して宣伝すると、PARC制作の映像教材『バイオ燃料』(DVD/ビデオ)もどうぞよろしく。
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/agrofuel.html
2010年2月21日
【env】色平さんと松平さんの対談
色平さんの締めの一句は、「肉食えば野菜好まぬ人となり医者だ医者だと騒ぐおろかさ」
2010年2月20日
【Aust】哀悼 Ruby Hunter 1955-2010
2010年2月18日
【Env/Movies】 『ブルーゴールド』見てきました!
── う〜ん、映像満載なのはとても良いのだが、たくさんのインタビューが細切れに編集されていて、何も知らない/考えていない学生には(画像の刺激が強いわりに)咀嚼する材料が残りにくい ... かもしれない。教材としては中級レベルかなぁ。
原作(集英社新書『「水」戦争の世紀』2003)を読んだうえでこの映画を見れば、イメージが明確に収斂すると思うが、逆にこの映画を先に見ると問題把握の幅がせまくなってしまうかも。
CEOのオリさん(以前、精華で講演してくれた)が出ていたのが嬉しい。なぜか以前より若々しく見える(?_?)
関西での公開は3月下旬から、七芸を皮切りに。
http://www.uplink.co.jp/bluegold/
http://www.nanagei.com
★関連して、こちらも必読
↓
バーロウ(Maude Barlow)/佐久間智子(訳)『ウォーター・ビジネス ── 世界の水資源・水道民営化・水処理技術・ボトルウォーターをめぐる壮絶なる戦い』作品社 2,400円
2010年2月15日
【Aust/Nuke】マラリンガ返還とイミュー訴訟
雑誌『オルタ』2010年1+2月号の原稿です。3月初旬刊行かな。
核実験の土地を先住民族に全面返還
細川弘明
そしてこのほど、南オーストラリア州の旧マラリンガ実験場のなかで放射能濃度がもっとも高いとされる「セクション400」という約3千km2の区域が南オーストラリア州政府から正式にアボリジニーに返還され、2009年12月18日、現地で返還式がとりおこなわれた。マラリンガ出身のアボリジニーや近親者あわせて数百名が式典に参加し、州総督から証書を受け取った。人々は涙につつまれたが、この日を見ることなく亡くなった人も多い。
これで旧実験場のすべての土地がアボリジニーに返還されたことになる。土地は先住民法人「マラリンガ・チャラジャ」の共同所有となり、希望する人は移住地からここに戻って暮らすこともでき、そのための支援も受けられる。しかし現在も放射能レベルが高いため、封鎖されたままの地区もある。
英国はマラリンガでの一連の実験に先立ち、同州内陸部イミューフィールドで2回の大気圏核実験(長崎型原爆)をおこなっているが、その放射能汚染による健康被害の補償を求め5名のアボリジニーが今年になって英国で提訴した。その弁護団長をひきうけたのが、なんとシェリー・ブレア弁護士(トニー・ブレア前首相の妻)だということで話題になっている。訴訟を支援する南オーストラリア州の「アボリジニー法律権利運動」(ALRM)のニール・ギレスピーはABC放送のインタビューに答えて、さらに100名近いアボリジニーが原告に加わる準備をしていること、ブレア弁護士が2月から4月にかけて訪豪し、詳しい調査をおこなうことを明らかにした。
先住民族によるこの動きと並行して、エイボン・ハドソンら元兵士のヒバクシャも英国政府を訴える準備をしており、ブレア弁護士は彼らの代理人もつとめる意向であるという。
2010年2月5日
【Aynu/Art】 哀悼 cikapさん
(白血病で入退院を繰り返しておられた。) 合掌