2010年12月14日(火) 京都精華大学 本館 H-302 教室 入場無料
会場アクセス www.kyoto-seika.ac.jp/access
「さかなと地球と生物多様性」
─ ジャーナリスト井田徹治さんを
お迎えして
PARC「さかなビデオ」三部作
一挙上映
時間割
(1)15:00頃より 第1作 上映 約30分(2)16:00頃より 第2作 上映 約35分
(3)17:00頃より 第3作 上映 約35分
(4)18時以降 井田徹治さんの講演と対話
上映と講演・対話は上記のように(1)~(4)の時間帯に区分しておこないます。
お時間のご都合で部分的にしか参加できないという方でも、OKです。出入り自由方式ということで、どうぞ。(上映時間が若干前後する場合もありますので、ご了承ください。)
ゲストにお招きする 井田徹治(いだ・てつじ)さんは、共同通信科学部記者。海・魚・環境・漁業・地下水などの分野を専門に、世界各地・日本各地での豊富なフィールドワーク経験をおもちです。名古屋でひらかれた生物多様性条約COP10にも参加され、精力的に取材を重ねておられます。
おもな著書:
『生物多様性とは何か』(岩波新書、2010)
『ウナギ 地球環境を語る魚』(岩波新書、2007)
『サバがトロより高くなる日 危機に立つ世界の漁業資源』
(講談社現代新書、2005)
今回は、アジア太平洋資料センター(PARC)制作の
《さかなビデオ》三部作 を一挙上映
そのあと、その内容や取材方法をめぐって、井田さんにコメントをいただき、対話につなげたいと思います。井田さんは(3)からご参加くださる予定です。
海、さかな、地球環境に関心のある方はもちろん、
- 日本の食料事情はこれからどうなっていくのか
- 農業や漁業は崩壊するのか
といった問題に関心のある方、そして、ジャーナリズムや調査の手法に関心のある方にも、さまざまなヒントをえられる機会と思いますので、ぜひどうぞ。
※今回の上映&トークは、京都精華大学人文学部「プロジェクト演習 II 」(リサーチ実践)の授業の一貫として実施するものですが、本学のすべての学生・教職員の方に公開します。
学外・一般の方の来聴も歓迎しますが、人数の把握のため、学外からご参加希望の方は事前にご一報いただけると助かります(メール k22m@me.com 細川宛お願いします)。
【参考】
生物多様性条約市民ネット生命流域作業部会 第6回「ビオ・カフェ」での井田さんのお話
http://www.cbdnet.jp/archives/2661/
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PARC映像《さかな》三部作
(ウェブサイトから購入可)
(京都精華大学 情報館 メディアセンターでも視聴可)
京都市民の方は、受付にて簡単な登録をしていただければ
京都精華大学情報館を無料でご利用になれます。
(1)『食べるためのマグロ 売るためのマグロ』
http://bit.ly/parcMaguro
1年を通して日本の鮮魚売り場でもっとも広い面積を占めているのがマグロです。寿司店や居酒屋でもマグロは欠かせない1品。かつては高級魚だったマグロを、2005 年に日本人は1人当たり3.74kgも食べています。マグロと私たちの関係を、東京・築地、清水、境港、奄美大島、メキシコ、フィリピン、中国・大連に探りました。(DVDカラー31分)
(2)『食卓と海 ─ 水産資源を活かし、守る』
http://bit.ly/parcUmi
☆「アースビジョン 第18回地球環境映像祭」
入選作品(2010)
水産資源管理をテーマに、主に日本の漁村を取材しました。漁業者のインタビュー満載。海辺の集落が磯を守ってきた入会慣習、それを活かした「沿岸漁業権」について解説。海のコモンズの学習ビデオとしてもおすすめです。(DVDカラー35分)英語版もあります。
(3)『海と森と里と ─ つながりの中に生きる』
http://bit.ly/parcMori
☆「アース・ビジョン 第19回地球環境映像祭」
環境映像部門 予選通過!(2011)
森・川・海の栄養循環をテーマに、「里山」「里海」とともに生きる人びとの語りに耳を傾けました。取材地=岩泉、室根、吉野川、気仙沼、三番瀬など。生物多様性の意味を理解する学習ビデオとしてもおすすめです。(DVDカラー35分)英語版もあります。
●問い合わせ → 京都精華大 細川研究室 k22m@me.com